杉田駅東口地区第一種市街地再開発「プララ杉田」(外観・パティオ・駐車場 )

[1993年竣工 SRC造12階/地下1階 延べ26,605㎡ 横浜]

この事業は京急杉田駅前の東口部分を再開発し、道路の拡幅、歩行者環境の改善、商業機能の充実、街区の不燃化、都市型住宅の供給を目標としたものだった。
本再開発の特徴は、100人を超える権利者の多さと、飲食店街、食料・日用雑貨を主体とした市場、駅前型の業種、核店舗としてのスーパーマケット、診療所、市の地区センター、共同住宅といった複数の用途の複合建築物であることだ。
また、京急杉田駅に接続する立地とJR杉田駅への動線、周辺の道路条件への対応を考慮した主動線の確保と店舗配置の構成が主要課題であった。

専門店街をセンターパティオ(広場)を中心として1,2階回廊まわりに配置し、主動線を橋上駅コンコースからダイレクトに引き込むことにより賑わいと歩行者の憩いの場として機能させている。
階別、エリア別ゾーニングにより業種の異なる施設を明確に区分し、雑居ビル化による混乱、防災上の安全も確保した。 => 店舗部分へ