根岸星の子保育園
[2006年竣工 RC造2階 延べ 722㎡ 横浜]
園側のご希望である「大切な行事などのために150名以上収容できるホール」は、都市部の比較的狭い敷地であったため、市の施設基準もあり困難とも思われた。
そこで2階の多目的ホールと隣接する保育室の間仕切りを可動+収納式とすることにより、“ハレとケ”・・・つまり「行事などの非日常と、普段使いの日常」の両方の使い方ができる設計とした。
園庭は屋上を利用することで、都市部の保育園でも「日当たりのいい走り回れる園庭」を確保した。
園側の方々とは、網戸の仕様から壁掛けフックの形状などの細部にわたる打合せを重ね、園のお気持ちがぎっしり詰まった保育園となった。